第12節 GAME2
1月12日(日) 13:05 スワンドーム[岡谷市]
VC長野トライデンツ

東レアローズ静岡
STARTING MEMBERS
GAME REPORT

山田 航旗選手コメント
――今日の試合の総括をお願いします。
昨日はVC長野のサーブが機能して、ブロックもシャットが多くワンタッチも機能していてストレートで勝てました。
でも今日はサーブは相手が走っていましたし、ブロックでは途中でセッターが酒井(啓輔)選手に替わってからは、ミドルを割り切ってサイドに行くことができず、サイド1枚で打たれてしまいました。
それを拾えずにすぐサイドアウトを切られてしまう場面が結構あって、相手に自由なバレーをさせてしまったと思いました。
――山田選手が前衛の時に日本人選手で固まっているローテーションがありますが、そこで苦しんでいる印象を受けます。MBとして難しさを感じている部分はありますか?
相手のセッターとの駆け引きというのはあります。レベルが上がるほどどのスパイカーも強いので、少しでも(強力なスパイカーのフェイクジャンプなどに)気を取られると、(本来つくべき選手に)追い付けずにブロックの形が悪くなってしまいます。
そうすると、後ろのディフェンスもやりづらくなってしまう。速いチームは少しでも振られてしまうともう追いつけなくなるので、そこが難しいと感じています。
相手に点を取られた後の1本目に、サイドアウトで切るのが大事になってくると思います。
――今日で前半戦22試合が終わりました。前半の戦いの総括と、後半に向けた課題はどう感じていますか?
サーブキャッチという面では、ランキングに入っている選手もいるし安定していると思うんですけど、ブロックディフェンスという面で、ディグが上がればもっとラリーが続きますし、ボールを落とさずに繋げます。
もっといい試合、一発で切れるような試合はないと思うので、もしもう少しディグが上れば、上位チームにも負けないのではと思います。攻撃の面では火力があると思うので、ブロックディフェンスが課題だと思っています。

藤原 奨太選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
昨日は東レ静岡さんに自分たちのやりたいバレーができて、サーブとブロックとトータルディフェンスが良くて3-0で勝ちました。でも今日はその逆で、東レ静岡さんのサーブが走る試合になりました。
自分は途中出場でいつもは後衛で出ていますが、前衛でも出ました。すごく乱れていたパス(の安定)を求められている場面で出て、しっかり自分の役割を果たせたのかなと思える部分もあります。
3セット目は接戦の場面で自分のスパイクミスから少し流れが悪くなった印象もあります。フルセットまで持ち込めなかったのはすごく悔しい試合でした。
――昨シーズンと比べてチームの進化を感じる部分はありますか?
昨シーズンより攻撃力や守備力がチームとして上がってきているので、トータルディフェンスとこちらのサーブで相手を崩すことができれば、いいところまではいけると思います。
だいたい自分たちが離されるときは、パスは返っているけどサイドアウトが取れないとか、ブロックディフェンスがうまくいかないという場合が多いです。
そこをしっかり修正すれば。セットの入りもいい流れで戦える――という自信が今シーズンは強いので、そこが昨シーズンと違うところです。
――アタッカーとして試合にしっかり出るのは久しぶりかと思われます。最初にコートに出たとき、難しさはありましたか?
それほどありませんでした。サーブレシーブが崩れて変わったときも、自分はサーブレシーブは得意な方ではありませんが、練習で準備はしていたので自信も少しはありました。
攻撃面では、セッターの早坂が(相手のブロックを)1枚にしてくれたりしました。自分は速い攻撃が得意なのですが、ブロックが2枚付く場面もあまりなかったので、やはりそこは決めないといけないという気持ちもありました。
久しぶりに出ても不安はなく、久しぶりにコートに入って、前も後ろもできてすごく楽しかったです。
――今シーズンは同じポジションに迫田選手や樋口選手、工藤選手がいるなかで、どのようにモチベーションを保ちましたか?
「誰よりも練習をしよう」と思っていました。途中からピンチサーバーで出る場面も多いですが、途中から出てミスるのではなくて、与えられたプレー時間で結果を出せるようにベンチの時からしっかり準備はしています。
この準備を意識して今シーズンはやってきたので、今日途中から出ても結構いいプレーができたと思います。
自分のやることをやっていれば、今日みたいに途中から使われることもありますし、(試合に長く出られなくても)モチベーション下がることはありません。
――今日で前半戦22試合が終わりました。前半の戦いの総括と、後半に向けた課題はいかがでしょうか?
前半戦はすごくいい試合もあって、5勝を挙げることができました。課題としてはブロックとサーブが他のチームに比べてランキングが低いので、後半はそこをもっと強化したいです。
サーブレシーブやスパイク決定率はすごくいい位置にいるんですけど、その2つが低いので、そこを強化すればもっと勝ち星が増えてくると思います。
川村 慎二監督コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
昨日やったことをやられた…という感じです。
やはり簡単には勝たせてくれないというのもありましたし、メンバーを替えて強いサーブが入ってきた時にしっかりとサイドアウトを取れたらよかったのですが、なかなか難しい場面も多かったと思います。
3セット目に藤原が入ってすごくいい働きをしてくれたので、そこはすごくチームにとってプラスになりました。4セット目もいいところまでいきましたが、やはりブレイクチャンスで点数が取れませんでした。
僕が数えているだけで5〜6点ぐらいあったので、そこを取れていればまた変わったはず。そういう部分をしっかり詰めていかないといけないと思います。
――第1〜2セットは(相手の)サーブに苦しみましたが、3セット目以降は藤原選手を投入するなどして乗り越えていたと思います。3セット目に向けて、一番に修正したポイントは?
明らかにレセプションの成功率が昨日より下がっていたのと、東レ静岡さんよりも下回っていたので、藤原を入れて少しでもレセプションの成功率を上げようというところが修正したポイントです。
――サーブに関して昨日との印象の違いや、苦しめられたポイントはどんな部分でしょうか?
(フランチェスコ・)レチネ選手から(重藤)トビアス(赳)選手に替わって、トビアス選手のサーブに少し苦しめられました。
昨日は山田(大貴)選手の強いサーブもしっかりとガマンできていたのですが、今日は2人、3人とビッグサーバーがいてガマンし切れなかった部分もあったと思います。
――昨日大活躍した(ウルリック・)ダール選手が、今日は息切れしている印象でした。
スタミナ切れではないと思いますが、コンビのところで少しうまくいかない部分があったようでした。東レ静岡さんもブロックがいいので、昨日よりも決め切れなかった部分があり、フラストレーションが溜まっていたのかもしれません。
――監督としては、アウトサイドヒッターにどのような選手を入れたいと考えていますか?
求めることは多いです。もちろんレセプションは第一ですし、今日藤原がやっていたように悪い状態でもうまくもらってもう一度立て直すとか、1本で決まらないところを2本3本で決めていくとか。本当に今日は藤原が入ってチームとしては本当に良かったと思います。
(藤原は)僕たちが「こうやってほしい」というプレーをしてくれました。今回初めて前衛まで行ったと思いますが、サイド陣の競争という意味でもプラスになったのではないかと思います。
――山田選手のサーブのところでブレイクが多い印象でした。チーム全体としてどのようなサーブを目指していますか。
ウルリック、迫田、樋口などのビッグサーバーはいますけど、それ以外のフローターサーブなど、相手を崩せるような戦術的なサーブも打っていこうとミーティングで話していました。それに沿って山田もしっかり打ってくれました。
――ブロックがうまく機能して昨日は勝利を収めることができ、今日の試合でもブロックは機能していた部分もあったかと思われます。今節のこの手応えを踏まえて、次節WD名古屋戦でどのような戦いをしたいと考えていますか?
ブロックとレシーブの関係は決して悪い形ではなかったのですが、ブロックされる回数が昨日よりも増えたことが、今日の敗因に繋がっていると思います。
先週WD名古屋さん試合をして、自分たちのやりたいことができない状態で負けてしまったので、もっとサーブで攻めてディフェンスから切り替えす。そういったところを出せるように準備していきたいです。
――今日で全44試合のうち前半が終わりました。前半戦の総括と、後半に向けて勝利を重ねていくためのポイントを教えてください。
粗削りのまま前半戦が終わったと思います。
修正ポイントは毎試合出てきますし、そこをどれだけつぶせるかが後半戦の戦い方になるのではと思います。
もちろん他チームも後半戦に向けて、しっかり修正しながら戦ってくると思います。
それに対抗できるように準備して修正しながら、ケガ人などもないよう、体調管理もしっかりやっていかなければならないと思います。
――5勝したなかで、手応えを得ていた戦い方はありましたか?
OPウルリックを軸として、セッターがどれだけ組み立てていくか。試合を通じて良い状態でトスを上げられるようになってきました。その積み重ねで5勝できたと思います。
後半戦でいかにチームが成長できるかは、全員が最後まで(ボールを)追いかけるのも当たり前ですし、当たり前のことをしっかりこなしながら勝ちに貪欲になれるかがポイントです。
もちろんシーズンを通してサーブが強化ポイントになっているので、そこはしっかりと練習していきたいと思います。
――44試合を終えたときに、どんな位置にいたいですか。
もちろん一つでも上にいたいです。終わった後に達成感がある、充実したシーズンだったかどうか。44試合が終わった後、みんなの顔をしっかり見たいと思います。