試合情報

MATCH

第2節 GAME1

10月19日(土) 14:05 ANCアリーナ[安曇野市]

VC長野トライデンツ

試合終了lose
0
22 - 25
18 - 25
22 - 25
3

日本製鉄堺ブレイザーズ

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――試合の総括をお願いします。

各セット中盤まではなんとか我慢できたかなとは思うんですけど、後半、やはり相手のサーブで押されたのが一番のポイントだと思います。

あそこで耐えられるようなチームにならないといけないですし、一人一人があそこでどういう役割をするのか、どういう感情のコントロールをするのか。そういう部分も含めて、明日どれだけ改善できるかわからないですけど、もう一度集中して頑張りたいと思います。

――各セットとも後半戦で勝負を分けたのは、具体的にはどんな要因でしょうか?

サーブで相手は徹底してうちの弱いところを突いてきていました。そこで崩れたところをしっかりとブロックディフェンスをして攻撃に繋げている。こちらも一応サーブターゲットは選手に伝えているんですけども、そういう部分もまだ徹底できていなかったと思います。

――今季は大きくメンバーが代わりました。コートの中でコミュニケーションを取っているように見えますが、コート内のリーダーシップはどのように見ていますか?

コートの中は樋口(裕希)も、交代する迫田(郭志)もリベロの備(一真)もいるので、あまり不安視はしていません。その3人がしっかりとリーダーシップをとってくれていると思っています。

――工藤(有史)選手がレセプションで流れをつかめず、難しいシチュエーションになっているように見えました。そこに対する見立てと、今後への期待を聞かせてください。

今日は少し、工藤選手も自分自身での感情コントロールができていなかったと見受けられたんですけど、そこは成長過程の一つだと思っています。チームを組む中でウルリック、工藤を軸に置かないとチーム作りは難しいかなと思っていますので、ガマンして使っていけるところはどんどん使っていこうと思っています。

――今後も勝ち筋を見つけて掴んでいく作業が必要になります。今日の試合を受けて明日への修正点などを教えてください。

決して全てが悪かったわけではなく良いところも多々あったので、良いところをしっかり伸ばして、悪かったところをどう修正するか。今日スタッフミーティングをしながら明日選手に伝えていこうと思っています。

樋口 裕希選手コメント

――試合の総括をお願いします。

試合の展開としては、点数だけみると少し(点差が)離れたゲームになってしまっていますが、内容的にものすごく悪かったかと言われればそうではなかったと思います。

要所要所で相手が1本ディフェンスしたのをこちらが防ぎきれずブレイクされてしまったり…というのが数点あっただけなので、そんなに内容は悪くないと正直思っています。

簡単に相手に点を取られないことのはやっぱり大事なので、明日そこは修正しないといけません。あと自分たちがもう一つ修正しなければいけないと思うのは、ディフェンスがしっかりできた後にそこがポイントにならない、ブレイクできないことです。

そこはオポジットなりアウトサウドの2人なり、ディグしたボールをしっかり点を取り切ってブレイクに繋げることを、明日もう一回集中してやりたいと思います。

――古巣との対戦でした。手応えや、勝つためのポイントなどはどう考えていましたか?

相手は2m級が何人もいるし、僕がいた時もブロックを強みとしてきたチームなんですけど、そこに対してサイドアウトでこちらが普通に点を取れて戦えていたので、そこはすごく収穫です。セッターの早坂(心之介)が相手のウィークブロックをうまく突いて上げられていたので、そこはすごく手応えというか、良かったと感じています。

2セット目は競っている場面で僕がサービスエースをピンチサーバーの上村(琉之介)選手に取られてしまいました。ただのサービスエースではなくてピンチサーバーに取られてしまうのは、向こうの雰囲気を乗せてしまうことでもあります。「ピンチサーバーには絶対に取られない」とか、そういう細かい部分も大事になってくると思います。

全体的には悪くなかったと言いましたけど、本当にほんの少しの差で取り切れるか取り切れないかが変わってきます。そこは勝つために大切なので、明日はもう少し意識できたらと思います。

――特に2セット目は最後に走られましたが、それ以前の場面で優位に立つことは難しかったでしょうか?

2セット目に関しては、競っていてその前に何かができたかと言われると、僕らが先に走って頑張る展開というのは正直少ないと思います。

うちのチームは競って競り勝たないと勝利にはたどり着かないと思うので、競った時に競り勝つ。あそこの競った場面でサービスエースを僕が取られない、チームとしてサイドアウト1本で取り切れるとか、そういう競った場面で取り切らないと勝ちに繋がらないと思うので、そこに尽きると思います。

備 一真選手コメント

――試合の総括をお願いします。

なかなかリズムをつかむことが今日の試合は難しかったと率直に思っています。あとは自分たちからミスを吐き出すケースが3セットを通して多かったので、そこは修正していかなければいけない部分ではあります。

レセプションでも基準にならないといけないところで2セット目、相手のサーブにやられていた場面があったので、そこは失点する前に対処できたことがもう少しあるのではないかと反省しています。

――リズムを作るのは難しかった要因はどこにあると考えていますか?

要所要所の「ここは欲しい」という1点の場面でなかなか点数が取れなかったのと、相手にブレイクされる展開が多くて、そこでサイドアウト1本切ったときのサーブミスであったりとか、自分たちからミスを吐き出すケースが多かったです。

自分たちではそんなに「やられているな」という感覚はなかったんですが、なかなか点差も縮まらずじわじわ離されて追いかける展開が多かったので、やっぱりリズムをつかむのが難しかったと思います。

――特に2セット目は最後に走られましたが、それ以前の場面で優位に立つことは難しかったでしょうか?

サーブミスも連続しましたが、「攻めに行ってのミス」というよりは「入れに行っている中でのミス」も見られました。強いサーブを打っていくことにチームとしてフォーカスしてきたので、そこを一人一人が出せると先週の試合のように勝利に繋げられます。そこはもう1回、明日のミーティングでも見直すべき部分だと思います。

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