試合情報

MATCH

第21節 GAME1

3月29日(土) 14:05 このはなアリーナ

東レアローズ静岡

試合終了lose
3
25 - 20
22 - 25
33 - 31
25 - 22
1

VC長野トライデンツ

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

緩急のあるサーブで崩されて被ブロックが多くなってしまったのと、東レさんの粘りに押されたと思います。
2~3セット目に関してはこちらのサイドアウト率がかなり上がったので巻き返せた部分はありましたが、肝心なところでミスが出たり、取り切れなかったところは残念だったと思います。

――2セット目以降にサイドアウト率が上がった要因はどのように見ていますか?

ブロックとディフェンスの関係は1セット目もよかったですが、サーブで東レさんが嫌なところに落としてくる、それをどう対応していくかを2セット目のところで話をしました。
各サイド陣の役割、リベロの役割。前に落としてくるのは分かっているので、誰が取りに行くかの確認をした中でAパスが上がったと思います。

――ブロックポイントとしては多くありませんでした。

ブロックの役割の中で、ブロックポイントが全てではありません。ワンタッチを取ったり、わざと抜かせてそこのディフェンスに入る、トータル的なブロックディフェンスは機能していたと思います。

迫田 郭志選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

久しぶりのスタメン起用で、僕がすることは自分の中では分かっているつもりですが、直接失点が多かったのが反省です。東レさんとうちの違う点でいうと、長いラリーのときの得点能力の部分で今日の結果に繋がったのではないかと思います。

――ラリーの最後に打ち切れない場面がいくつかありましたが、試合後半には修正されていました。どのように立て直しましたか?

サイドアウトに比べて、ラリー中になると助走が取れずに打点が下がってしまいます。僕はウルリック選手や工藤選手のようにパワフルな決め方はできないので、もっとブロックを利用した攻撃をしていかないといけません。
昔から思っていましたが、今日改めて感じました。

――粘り強く戦えていた中で、明日に向けてはサーブで攻めていくような方針になりますか?

もちろん今日も「サーブで攻めていこう」という指示はありました。結果的にミスが多く続いてしまっていました。ブレイクしたときの、2本目のサーブが大事になってくると思います。攻める中でも作戦を練った、効果的なサーブを打つことが必要になると思います。

備 一真選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

試合を振り返ってみるといいプレーもすごく出ていましたし、いい形でセットを進めることもできました。僕たちが我慢比べで東レさんに負けた印象です。

――相手は緩急を使ったサーブが多くやりづらかったのではないでしょうか?

直接失点に繋がるサーブレシーブはあまりなかったと思いますが、そのポイントがどこで出るかが大事だと思っています。終盤の競った展開で出てしまうと相手に流れを持っていかれますし。今日は樋口選手ではなく迫田選手が出て、守備のところは僕たちの強みでもあります。工藤選手も含めて3人でチームとしてのレセプションの数字を上げていかないといけません。
この一週間はチームとしてサイドアウトにフォーカスしてやってきました。悪い準備ではなかったと思いますが、試合になったときもっと緊張感をもってやっていく必要があると思いました。

――真ん中やブロックの背後に落とされてしまうのは仕方がない部分もありますか?

試合をしてもったいないミスがなかったわけではないです。かといってブロックディフェンスという組織的な動きがハマっていなかったわけではありません。
相手が決めにくるボールに対して、ブロッカーもレシーバーも割り切りが大事だと思っています。
もったいないミスをしないことは一番ですが、今日ハマっていると手応えを感じた部分もあったので、帰ってからミーティングで映像を見て、明日はもったいないミスがないように対策を立てたいと思います。