第22節 GAME1
4月5日(土) 14:05 エア・ウォーターアリーナ松本[松本市]
VC長野トライデンツ

ジェイテクトSTINGS愛知
STARTING MEMBERS
RESERVE MEMBERS
HIGHLIGHTS
GAME REPORT

工藤 有史選手コメント
――本日の試合の総括をお願いいたします。
本当に全部のセットを通して紙一重の戦いだったと感じます。正直、ディフェンスがハマらないシーンもあったんですが、ああいう相手にも戦える部分もすごくありました。
相手のミスに救われた場面もありましたけど、本当に僕たちが勝ってもおかしくなかった試合だと思いますし、要所要所で取り切れないところが今日の敗因だと思います。
――セット終盤で取り切るために、どんなことが必要でしょうか?
20点以降の戦い方は本当にシーズン通してずっと課題なので、どう改善していくかを考えてきてはいます。
ただやはり相手の方が経験だったりが上回っているのを感じるので、すごく難しいところですけど、そこは本当に経験を積んでいくしかないと思います。
こういうゲームをやっていくにつれて、20点以降をどう戦っていけばいいかをコートの中で、全員が感じられるようなチームになれば、もっと勝負強いチームになるのかなと思います。
20点に行くまでにも本当に取り切れなかった。シーンがすごく印象に残っています。20点以降が一番フォーカスされがちですけど、僕は前半〜中盤のを取れるべきところで取れていれば、もっと楽な展開になったと思います。

佐藤 隆哉選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
今日は全部のセットが22〜23点になる試合で、僅差の展開がすごく多かったです。そういう(1点が)欲しい時、ブレイクしたい時にもう少しできていたら、もっといい流れで、セットももう1つ2つ取っていくことができたのかではないかと思います。
――セット終盤で取り切るために、どんなことが必要でしょうか?
経験を積むことも大事ですし、20点に行くまでのプレーもそうです。例えば(STINGS愛知の)宮浦(健人)選手が苦し紛れに返してきたパスの返球を落としてしまったり、相手が入れてくるであろうシーンのサーブでクイックが上げやすいところまで持っていけなかったり。
そういう細かいプレーは相手のチームの方々がすごく上手にやっていました。自分たちも、もっとそういう当たり前のことを当たり前にできるようにしっかりしていきたいと思います。
――加入後初スタメンの試合でもありました。振り返っていかがですか?
初めてだったのですごく緊張したんですけど、最初からずっと試合に出ている同期のメンバー、(工藤)有史とか(中島)健斗とかが試合前から声をかけてくれたり、あとはスタッフの方々も温かい言葉をかけてくださったので、緊張も少し抜けて試合に取り組めたと思います。
自分が入る前(のアウトサイドヒッターのポジション)は、樋口さんとか迫田さんとかすごく上手な方々だったというのもあって、緊張はしました。ただ、自分は初めて出るなりに盛り上げて、ミスしてもいいから思い切りやっていこうと思っていました。それが少しでもできたのは良かったと思います。
川村 慎二監督コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
チームの中のコンディションという意味ではすごくいい状況ではない中、今日スタートで出た佐藤選手はすごく頑張ってもらったと思います。その点についてはチームにとってはすごくいい収穫だったと思います。
試合全体を見渡すと、やはり20点以降のセット終盤というところで取り切れていない。その辺はSTINGS愛知さんの方が一枚上手だったと思います。
どこまで修正できるかわからないですけども、明日に向けてしっかりと再度ミーティングを重ねて準備したいと思います。
――2セット目以降はサーブからいい流れを作れませんでしたが、相手にうまく対応されてしまったのでしょうか?
2セット目はサーブ効果率も下がっていますし、うちのチームのミスも増えています。その辺でやはり離されたところがあります。相手のレセプションが上回っていたと思います。
ただ、追い付ける部分はたくさんあったと思うので、そういうところをしっかりと取り切れるかが明日のカギになると思います。
――エア・ウォーターアリーナが改修されて初めてのホームゲームで、3,577人が訪れました。率直な感想を聞かせてください。
「きれいになったな」というのと、3,577人とたくさんの方が見に来ていただいて、すごい声援の中で試合ができたことを本当にうれしく思います。