試合情報

MATCH

第4節 GAME1

11月2日(土) 14:05 スワンドーム[岡谷市]

VC長野トライデンツ

試合終了lose
0
21 - 25
21 - 25
21 - 25
3

ウルフドッグス名古屋

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

1週間空いたので、選手のコンディショニング調整を重点的にやってきました。前半の入りはいい形だったと思うんですが、チームとしては(ウルリック・ボ・ダールの故障という)痛いアクシデントが起こってしまいました。その中でも代わって入った飯田(孝雅)がしっかりと自分の役割を全うして最後まで戦ってくれたところは、チームにとっては良かったと思います。

あとは全体を通して、相手のサーブ。ビッグサーバーの(アブデルアジズ)ニミル選手と水町(泰杜)選手のサーブを、いかに最少失点で抑えられるか。または20点以降の点数の取り方。そういう部分が課題だと思いました。明日どういうメンバーなのかはわかりませんが、しっかり切り替えて戦っていきたいと思います。

――ウルリック選手の状態が気がかりです。

パッと見たら倒れていたので、その現場を見ていたわけではありません。今までにそんなに痛みを出していた部位ではなかったようには思います。ただどんな症状であれ、チームとしては今後発表しようと思っているので、少々お待ちください。

――サーブの部分で特に展開の中で痛かったのはどのようなところでしょうか?

1セット目であれば、やはり中盤の水町選手の4失点。あそこは最小失点で切り抜けたら3点差が2点差になっていただけなので、本当に痛かったと思います。2セット目もニミル選手のサーブ。3セット目はこちらのミスではあったんですけれども、入りからやはりサーブで苦しめられていました。

こちらもいいサーブというか効率的にサーブは打てていたんですが、ちょっとフローターサーブの効果率が悪かったかもしれません。オーバーで取られすぎていると思ったので、そこは少し修正していきたいと思います。

――20点以降の競り合いの中での課題はいかがでしょうか?

ブレイクチャンスという点数を取れるチャンスがある中で、しっかり取り切れていないというところが課題だと思っています。

――今回は迫田(郭志)選手が先発に入りました。起用の意図などを聞かせてください。

一つはレセプションを固めるというところ。あとはこの1週間見ても、調子が良かったというところはあります。

――GAME2に向けて必要となってくるのはどんな部分でしょうか?

やはり一緒です。相手のサーブをどう最少失点で抜け切れるかという部分が課題だと思っています。そんなにブロックシャットされたわけでもないですし、ディフェンスですごく上げられたというわけでもありません。

最後の方はよく出ていましたけど、フェイントして繋ぐようなプレーはどんどん出していこうと思っています。1本でスパイクを決めるのも一つですけども、「粘って粘って決める」ということ。決して大きい選手が集まっているわけではないので、そういう部分で相手を苦しめたいと思っています。

迫田 郭志選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

自分自身、久しぶりのスタメン出場でした。今週は練習の時から「スタメンだろうな」というのがあったので、準備はしてきたつもりなんですけど、自分の仕事という観点に関しては、パスが不安定だったことは今日の敗因になるのではないかと思います。

――粘り強い攻撃を見せているシーンもありましたし、フェイントを効果的にも使っていました。

今日はウルリック選手が最初に抜けましたし、平均的にも身長低いチームです。一発で決まるとは思っていないので、もっと自分たちのリズムが良くなるように、「毎回いい状態を狙う」という意味でリバウンドを狙っていました。

序盤はフェイントで攻めたんですけど、途中から相手が前にディフェンスが来ていました。僕の身長だと打つだけではどうしても限界があるので、ブロックとブロックの間にプッシュを多めに使っていく意識はありました。

――「パスが不安定だった」という振り返りがありました。詳しく教えてもらえますか?

やはり(アブデルアジズ・)ニミル選手と水町(泰杜)選手のハードサーブをチームでも一番警戒していました。2人以外でもフローターサーブの深津(英臣)さんや王東宸(ワン・ドンチェン)選手とコンスタントにいいサーブが入ってくるので、自分と備(一真)選手が中心になってコミュニケーションを取るべきだったのではないか…というのが今日の反省点です。

――GAME2に向けての修正点や意気込みはいかがでしょうか?

WD名古屋さんはサーブが脅威です。やはりハードサーブを1本で取る意識をもっと、今日以上に強く持ってサイドアウトゲームに持っていければ、僕たちにも勝算はあると思います。

飯田 孝雅選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

(ウルリック・ボ・ダール選手の故障という)アクシデントがあって入った形でした。自分が入って思い切ってプレーをして流れを変えたかったんですけど、そこまで至らず負けてしまったのが悔しいです。

――SVリーグでこれだけ長くプレーするのは初めてです。感想を聞かせてください。

最初はアクシデントで入ったのですごく緊張したんですけど、迫田(郭志)さんとか備(一真)さんとか上の方たちがすごく声をかけてくださったし、あとは昨シーズンから出ていた工藤(有史)も気遣って声をかけてくれました。

それで思い切ってプレーしやすい環境を作ってくれたので、2セット目とかは特に緊張することなく、思い切ってやることができた感触があります。

――ご自身のプレーを振り返ってください。

サイドアウトを取るところは良かったと思いますが、ブレイクチャンスで2セット目とかは特に止められるシーンが多かったです。ポジション的にもオポジットなので、打って点を取るのが仕事。そこでブレイクチャンスをしっかり繋げたかったんですけど、それができなかったです。

――GAME2に向けた改善点、意気込みなどを聞かせてください。

自分も身長が低い方なので、打つだけではなくてもっとうまさを使った点も取りたいです。左利きであることも生かして、明日はもっとサーブで強さを出していきたいです。

守備の面ではもっと組織的に守っていければブレイクチャンスも取れると思います。明日は攻撃面だけではなくて守備の方でも貢献したいです。

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