試合情報

MATCH

第2節 GAME1

11月1日(土) 14:05 ANCアリーナ[安曇野市]

VC長野トライデンツ

試合終了lose
0
18 - 25
19 - 25
22 - 25
3

ウルフドッグス名古屋

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

やはりサーブであれだけ崩されるとこちらの攻撃ができないのと、相手のブロックディフェンスもすごく硬かったので、なかなか崩すことができなかったと思います。 ただこちらもサーブで攻めるというふうにはやっていたんですけれど、少し崩せた時には対応できていました。やはりこちらのサーブ+サイドアウトをもっともっと集中してやっていけば、もう少し戦えるかなと思います。どこまで修正できるかわからないですけども、明日に向けてしっかりと挑戦するところは挑戦していきたいと思います。

――前節で出ていたメンバーから大きく替わりました。意図した起用であったのか、それともコンディション不良などでしょうか?

コンディショニングというところです。

――そうした状況の中で今日はSVリーグが初めての選手も長い時間コートに立ちました。彼らの評価はいかがでしょうか?

本人自身がやはり通用したところと通用しなかったところはすごくわかっていると思います。 常々彼ら自身の役割を私も伝えている中で、どこまでその役割を全うできたかも今考えているとは思います。まずSVリーグでコートに立てたのはすごくうれしいところもあるとは思いますけれども、やはり何かをプラスしていかなければもっともっと上にはいけないと自覚もできていると思います。

経験というところもあると思うんですけど、まず入ったからにはもっともっと思い切って楽しんでほしいと思う部分もあります。明日はどういう布陣で行くかはわかりませんが、出たら、そういうところも含めてしっかりとミーティングをして、選手に伝えていければと思っています。

――サーブで崩されたという話がありました。前節の日鉄堺BZ戦は2試合ともサーブレシーブが機能していた中、本来であればもう少し上げたかったイメージがあるのではないでしょうか?

Aパスだと70%以上は決まっていたんですが、2セットが終わった時点で相手に80%以上決められていました。第1戦の時もやっぱり70%台後半ぐらい返っているときは決まっていたし、それにプラスしてサーブで思い切っていけたところもありました。

今回はやられているイメージが大きすぎて、どうしても置きに行っているサーブが見受けられました。サーブを打つ6人の中の役割で誰が攻めていくのか、誰をターゲットにして打つのか。そういう役割をしっかりすればもう少し相手を崩せたと思います。

――ブレイクチャンスで取り切れないシーンも目立ちました。

フリーボールでのブレイクチャンスをしっかり取り切ろうというのは今シーズンずっとやってきた中で、取りきれなかったです。そこはしっかり反省しないといけないと思います。もちろんWD名古屋さんのブロックとディフェンスで固い守りもあったんですけれども、それでもやはりどうやって決めるか。
ただ単に打つだけで昔は決まったかもしれないですけど、やっぱりSVリーグになれば大きなブロックがいる中で、やはり工夫がもっともっと必要かなとは思います。

酒井 秀輔選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

チームの事情でメンバーがガラリと変わった中で、試合に出るチャンスが個人的には巡ってきました。誰が出ても、一発勝負ですし、相手が強くても全員で勝ちにいかないといけないですが、やはりチームの地力の差というか。一つ流れを切って勝ちの雰囲気を作ることとかもあまりできなかったので、自分たちでもっと修正して、明日はコートの中で勝てる雰囲気をどんどん勢いを出してやっていかないと行けないと思いました。

――SVリーグの舞台はいかがでしたか?

僕個人としては観客も多いし、やはり歓声とかは学生時代だと絶対に経験できないような雰囲気の中での試合でした。もちろん相手も非常にレベルの高い相手だったので、自分をやっぱぶつける気持ちでやりました。

――その中で得られた手応えはありますか?

自信という部分では僕の武器であるスパイクで、通せる部分を通したことも多々ありました。ただやはり試合終盤になってくると相手も対応してきて、今日の僕は相手の対応に対して対応し切れなかったというのがあります。

明日の試合ではその相手が変えてきたことに対して自分も工夫して、何かしら対応できたらなと思います。ディフェンス面ではレシーブやブロックで相手にプレッシャーをあまりかけることができなかったので、映像を確認して、明日に向けて修正したいと思います。

一条 太嘉丸選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

チームとして頼らざるを得ない外国籍選手がいない中で、自分や岸川選手とか初めて試合に出る選手がいて、佐藤選手も含めて日本人だけでやらないといけない時に、どうやって違う戦い方をしていくか。自分が入ったらパスを返してできるだけクイックを使って――というように、それぞれの役割を徹底した上でやっと勝負になると思っていて、そこで勝つか負けるかが始まると思っています。

それが今日で言うと自分とか酒井選手だったら被ブロックが多かったり、サーブでは効果率が多分マイナスの部分とか。個人的に見てもチーム的に見ても、相手の数字の方が完全に上回っていたり、サイドアウト率とかブレイクポイント率も。何気ない一つのボールに対してのアプローチだったり、今日はそれが全部ミスに繋がったので、修正してリバウンドをもらうなり何回も展開作って何回も殴れるようにするなり、修正して明日に臨めたらいいと思っています。

――SVリーグの舞台はいかがでしたか?

一番は外国籍選手の高さとかスピードとかパワーとかを体感したと思っています。自分であればクロススパイクをフベル選手に2〜3本ぐらいシャットされました。VCの中だけで言うとミドルの外国籍選手がいないので、いつもなら抜けているコースとか、感覚で抜けるコースが決まらない。見えないところからグッと手が出てきたり。SVリーグのレベルの高さはすごく感じました。

――その中で得られた手応えはありますか?

自分の持ち味は絶対にディフェンスやパスの部分だと思っています。今日以上に中島選手に一歩でもネットに近いパスを供給するのが一番です。その上で前衛の攻撃でいうと、しっかりコースに打っている時は決まっていました。明日も確実にプレーするために「よく見て打つ」ことを意識したいです。

あとはところどころミスが出てしまったので、チームにダメージにならないように無理をしないこと。自分がやらないといけないことは攻撃ではないと思っているので、無理せずに、それこそ自分がリバウンドを取って酒井選手が決めたり、山田選手や岸川選手がミドルを通してくれたり。「ミス(の減少)」はこだわって、明日も挑んでいこうと思います。

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