第4節 GAME2
11月16日(日) 13:05 ANCアリーナ[安曇野市]
VC長野トライデンツ

東レアローズ静岡
STARTING MEMBERS
HIGHLIGHTS
GAME REPORT

山田 航旗選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
昨日ストレートで勝って、「今日も勝つぞ」という気持ちで臨んでいました。
途中でチームが少し気持ちが昂る場面や士気が下がる場面がありました。そこで立て直せたのは良いですが、最後の1点を取り切れず逆転負けという形になってしまいました。
第5セットは自分のスパイクが相手にかけられてそこから5点差をひっくり返される展開になってしまいました。チームの状況が良かったですが、あと一歩、届かなかったのが今回の反省です。
――今日はどういったところを意識して入りましたか?
東レ静岡のセッターの酒井選手は意外なところでクイックを使ってきたり、あまり偏りがなくて均等に上げてきました。割り切るところは割り切っていきますが、基本的には真ん中にステイしてブロックに跳びにいく意識を持っていました。
セッターが新選手の時は中島選手の上から攻めてくることが多かったので、ライト側に寄ってもレフトを意識しながらブロックに跳んでいました。
――今日は決定率に苦しみましたが、改善できる要素としてはどのようなことが考えられますか?
今シーズンが始まってからずっと思っているのですが、セッターの中島選手とのトスの高さであったり、自分が試合中に少しネットに突っ込みすぎて合わない場面が多々ありました。
それで取れる点数が取れない場面が今まで結構あったので、そこをこれから改善していきたいと思っています。
――サーブではサービスエースを含めて連続ブレイクに繋がるシーンもありました。ご自身の手応えとしてはいかがですか?
今回の試合はミスも少なく、自分でも良い感じだったとは思います。ただ1点がほしい場面でチャンスサーブを打ってしまったことがありました。
今の状態を維持しつつ、もっとドライブ回転でサプライズを入れれば良いサーブが打てると思います。そこをもっと極めていきたいと思っています。
――第5セットが取れない悔しい展開が続いていますが、来週のホーム戦に向けてどういった準備をしていきたいですか?
序盤はしっかり取り切れていますが、後半どうしても士気が下がる部分が見ていてあると思います。そういう中でも自分がここぞ、という時にポイントしてチームの士気を盛り上げていければ最後の1点を取れると思うので、もっと頑張ります。

古藤 宏規選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
ただただ悔しいしかありません。
自分が拾えれば勝てると思っていたし、1本上げればリズムもつかめるし、何かきっかけを作れば絶対に勝てると思っていたのにそれができるのが遅かったです。
もっと早くから自分のプレーができていればもっと楽に勝てていたのではないか…と思います。
――今節は相手OPのクレーツ選手に注目が集まる中で苦労している印象はありましたが、どういった意識で今日は入りましたか?
僕自身、今シーズン始まっていろんなOPとやってきましたが、今までやってきた相手と全く違うタイプで、自分は一番やりにくいタイプでした。
練習試合をした時もパンチ力がありましたが、そこで1本上げるとコートの中に入っている選手だけではなく会場も含めて全員が盛り上がれるし、流れをつかめます。
あれを早い段階で上げていれば絶対にチャンスはあると思っていましたが、相手に慣れるのが遅かったです。
――試合の終盤にはクレーツ選手にボールが集まるだろうと予想されている中でも、拾うのは難しかったという言い方になりますか?
1〜2本は上げましたが、もっと上げると楽な試合になっていたと思います。相手のメンタルも崩れて、あんなに良いサーブも入ってこなかったと思います。僕はネット越しの喧嘩だと思っていますが、昨日と今日はそこの勝負で僕は負けたと思っています。
――第5セットが取れない悔しい展開が続いていますが、来週のホーム戦に向けてどういった準備をしていきたいですか?
チームとしてはもっと高い集中力を持ってやっていくのも大事です。今はAチームとBチームに分かれていますが、そこで練習から勝負をしていくことも大切です。もっと頑張って、みんなを勝たせられるリベロになりたいと思います。来週は絶対に勝ちます。





川村 慎二監督コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
第1セットで言うと東レ静岡さんもサーブターゲットを変えてきたところで苦しめられました。やはり最後の1点が第1セットは取れていなかったと思います。
第2〜3セットに関してはこちらのサーブが機能しながら優位に進めていくことができましたが、第5セットに関してはやはりサイドアウト。ここ1点というところが取れませんでした。
――サイドアウトがすんなりと取れない展開になってしまったのはどういった要因がありますか?
サーブターゲットを変えて工藤選手を狙ってきて、工藤選手もかなり頑張りましたがどうしても単調な攻撃になってしまいました。しかもMBの攻撃も結構抑えられたので、両サイドに偏ってくると高いブロックがあるのでしんどいです。そこで耐えないといけないのは今後の課題だと思います。
――第2〜3セットはフローターサーバー陣が良いサーブを入れて、どこからでもブレイクを取れる姿を見せました。
昨日と違うところでは、守りの要である楠本選手がいないところが大きかったです。カルデナス選手と山田選手をしっかりと狙って崩していけばブレイクは取れるかなというのは選手に伝えていました。
ジャンプサーブの効果はある程度いっていますが、フローターサーブの効果が上がってきていなかったので、「もう少ししっかりと狙っていこう」という話はしました。
――今日は相手のサーブが入ってきて苦しめられた印象も大きかったです。
第1セットの後半にも入ってきましたし、特に第4セットのカルデナス選手のサーブ。あそこを何とか最少失点で抑えられればというところはありましたが、終盤で競っている時にあのサーブをしっかり入れてくれるクレーツ選手やカルデナス選手が素晴らしいと思います。
――今回のフルセット負けを受けて、次節STINGS愛知戦に向けてどういったところを意識してトレーニングをしていきますか?
プレータイムの多い選手は少しコンディショニングも考えながら今週を過ごしていきたいと思います。
STINGS愛知さんも攻撃力が高いチームなので、どれだけサーブで崩せるかというところが本当にカギになってくるとは思います。
良いサーブがリベロに行っていたり選手の正面に行っていたりするのは、結構返されることが多いです。もう少し良いコースを狙えるように、少し工夫したサーブも考えなければいけないと思います。