試合情報

MATCH

第6節 GAME1

11月29日(土) 13:05 おおきにアリーナ舞洲

サントリーサンバーズ大阪

試合終了lose
3
25 - 17
25 - 13
25 - 19
0

VC長野トライデンツ

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

サーブが全く機能しませんでした。逆にサントリーさんのサーブで崩されて、高いブロックと堅いディフェンスに太刀打ちできなかったのは大きな要因だと思います。
私たちのチームとしてはやはりミスを出すと負けてしまうので、単純なミスや直接的な失点をいかに減らしていくか。そういうところをもっとしっかりと考えないといけないと思います。

――スコアは差がついてしまいましたが、相手のパイプやクイックに対する警戒であるとか、ブロックタッチを取れているシーンは多く見られました。準備してきたものは出せていたような言い方になりますか?

ある程度は対応できた部分もあります。
それ以上に、攻撃力は絶対にサントリーさんが上というのはわかっている中で、「どうやって決めていくのか」という考えが少し浅はかだったと思います。

――ニーブス選手が思い切りよく打てていたのを始め、選手たちがチャレンジャー精神を持ってプレーできていたように感じましたが、監督からご覧になっていかがでしたか?

マット(マシュー・ニーブス)は良かったので、もっともっとマットを中心に組み立ててもらえればな、とは思います。そこを軸にしながら、もう少し散らせて攻撃を考えていけばいいと思います。

――佐藤選手はリバウンドを取るシーンがあったりレセプションも頑張って返していたりと、成長が多く見られますが、評価はいかがですか?

佐藤は思い切りの良い選手です。第3セットも行こうかな…とは思いましたが、少しレセプションを固める意味で一条に変えました。
佐藤はいろんな思いを練習から出して、すごく成長していると思います。

山田 航旗選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

点数は取れていませんでしたが、第1セットから雰囲気は悪くありませんでした。
ここから乗っていけば良い試合ができるのではないか…と思いましたが、身長が高い選手の上からの攻撃だったり、しっかり分析されて得意コースを絞られたりという形で、徐々に離されていった感覚です。
勝てない相手ではないですが、今日は全く自分たちのバレーをさせてもらえなかった印象です。

――ブロックタッチを取っているシーンは多くありましたが、ご自身としての感触はいかがですか?

タッチは取れていましたが、後ろが取りやすいタッチというよりは少し飛ばされたようなタッチが多かったです。
もう少し、上がれば(ディグで)上がるはずだと思います。
相手セッターの関田選手は上手でわからないところはありますが、最後まで諦めず、粘り強いブロックができればもう少しラリーが繋がるようなブロックができると思います。

中島 健斗選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

山田選手も言っていましたが、今日は自分たちのバレーをさせてくれなかったという印象が大きいです。
相手は元々強いチームだともちろんわかっていましたが、その中で自分たちのできることはあったはずです。自分たちも良くはなかったですが、そこをさせてくれなかったのが相手チームの強みだと思います。
そこを真似するではないですが、サントリーさんにもされたら嫌なことはあると思います。そこを僕たちがどれだけ相手が嫌がるプレーをできるか。それをしていかないと今日みたいなゲームになってしまうと思います。
明日はいかに相手が嫌がるプレーをするかがカギになってくると思います。

――前節は悩みながらトスを上げている印象がありましたが、今日はミスした選手にもう一回上げるなど、中島選手らしさが出ていた印象です。何か意識的な変化はありましたか?

先週は考えすぎてしまっていた部分がありました。
ベンチから試合を見る時間も長かったですが、その中で赤星選手が(トスを)上げているプレーを見ていました。決まっている選手にしっかり上げきるということを赤星選手はすごくやっていました。
僕は決まっている選手に集めるというよりは、散らして散らして、とやりすぎていた部分もあるかな…と思っていました。
今日の相手チームは身長が高くてブロックのプレッシャーがすごいのは元々わかっていたので、思い切って真ん中を通したり、ムセルスキー選手の前からもどんどん攻めていったりすることを意識はしていました。

――ニーブス選手が気持ち良く打てているトスが多かった印象がありましたが、何か変えたことはありましたか?

先週の赤星選手のプレーを見ていて、気持ち良く打っているシーンがすごく多かったです。
やはり(アタックの)数を上げることで乗ってくる選手でもあるのかな…というのも思いました。多少短かったり長かったりしても、トスの高さを出しておけばマット(マシュー・ニーブス)は決めやすいというのもあったので、その辺は意識しました。