試合情報

MATCH

第8節 GAME2

12月28日(日) 13:05 エア・ウォーターアリーナ松本[松本市]

VC長野トライデンツ

試合終了lose
1
23 - 25
20 - 25
36 - 34
23 - 25
3

東京グレートベアーズ

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

昨日と違ってサーブでしっかりと攻めて相手を崩せたところはすごく良かったと思います。
あとはしっかり粘れたところもチームにとってプラスになったと思います。
ただやはり東京GBさんの粘りプラスサーブというところでかなり押されてしまいました。こちらのBパス、Cパスの時にいかにサイドアウトを取るかという課題が浮き彫りになったと思います。

――ブロックディフェンスが機能していた要因は松本選手の存在が大きかったですか?

もちろん松本選手の存在は大きかったと思います。
加えてサーブターゲット、打つコースを今回修正して少し単調になるようにしたので、その辺りでブロックタッチが多くなったと思います。

――ニーブス選手の調子が上がらなかった印象で交代もありましたが、その判断のタイミングについてはいかがでしたか?

もちろん結果なのでいろんなことは考えますが、あの時はあれがベストかなとは思っていましたし、その辺はスタッフも含めての反省点だと思います。

――二―ブス選手の被ブロック数が多くなっていたのは対応されていることもありますか?

もちろん全選手一緒で対応されると思います。
その対応された時に「どういうふうにオポジットが決めていくか」はしっかりと話していかないといけないと思います。

――交代で入った飯田選手が結果を残したと思いますが、評価についてはいかがですか?

ああいうふうに代わって出てしっかりと仕事をする選手がもっともっと増えてくれればと思います。
飯田はある程度仕事をしっかりとこなしてくれる印象があるので、私たちは「思い切ってやってこい」と言うぐらいしかないですが、飯田に対してはそれぐらいの信頼があるので自信を持って使っている状態です。

――東京GBのサーブが強かったとは思いますが、レセプションについてはいかがですか?

もちろん返すことに越したことはないですが、今日も完全な(サービス)エースは2〜3本しかなかったと思います。そのエースをなるべくCパスに、CパスをなるべくBパスに持っていけるように練習中から意識してやらないといけません。
もっと速いサーブもきますし、しっかり対応できるように練習から取り組んでいきたいと思います。

中島 健斗選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

昨日は第3セットは取ったものの、第1〜2、4セットは20点台に乗せられずに一方的にやられてしまって、チーム的に勝てる雰囲気を作れていなかった印象でした。
今日は始めから勝ちに行く雰囲気を作る意識を強く出していきましたが、相手の良いサーブで、良い展開にはなっているけど取り切れなかった印象です。

――今日は序盤からスパイカー陣の決定率が上がってこなかった印象でしたが、どういったことを意識してトスを上げていましたか?

良い状態で決めさせて乗らせてあげないといけないと思っていました。「調子が上がってこないから使わない」となると後々しんどくなってくるので、良い状態で打たせてあげたかったです。
相手もサーブが良いチームなので、サーブで攻められた時になかなか良い状態で打たせられなかったです。
サイドのブロッカーにシャットされることが多かったので、少しトスを短めにしてクロス側にしっかりと打たせるという話はハーフタイムでしました。
それでクロス側にしっかりと得点できていたシーンは第3〜4セットにあったと思います。
そういうのは最初から気付いて、もっと早く修正していくのも大切だと今日学びました。

――第3セットでデュースが続いているシーンでも託すところは託すというのも大切なのかと感じました。

これはずっと自分の中の課題ですが、最後の勝負どころでどこに持っていくのかがいいのかというのはそのときによって違うと思います。
上げてシャットされたからダメだったというのも結果論になってしまうので難しいところですが、上がったボールはスパイカーも責任はあると思うので、「自分が…」と思いすぎないのも大切かなと思います。
そこの信頼関係や最後の託しどころはこれからも課題として持っていくべきだと思います。

――ディグに対しての貢献、振り返って自身の評価はいかがですか?

チップやプッシュが多いチームなので、そこは拾いきれていないところも結構あったので、そこはもっと対応していかなければいけないとダメだと思います。

――2025年来てくださったファンの方にメッセージと2026年の意気込みをお願いします。

昨シーズンからガラッとメンバーも変わって、最初は良い形で今シーズンは入れていました。
今はなかなか勝てない状況が続いていますが、2026年は負けが続いているのを跳ね除けて、まず1つ勝ちを取れるように頑張るので、ファンの皆さんも僕らを見放さずに応援してください。

松本 慶彦選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

年内最後の試合ということで、昨日の修正点を生かしながら今日のゲームに入りました。
自分たちの良いディフェンスとかサーブとか、できている部分はたくさんありましたが、クオリティが高いプレーを続けることができなかったです。
連続得点したあとのサイドアウトだったり、もちろん相手の良いサーブが入ってきて厳しくなる場面も多いですが、そこをしっかり耐えきるというか、サイドアウトを2〜3本で取っていけばもう少し取れるセットに繋がったのではないかと思います。
サイドアウトが1〜2本違うだけでセットが取れるか取れないかになってくるので、年明けはそこら辺をしっかり修正していければと思います。

――序盤からブロックタッチを取ったりシャットしたりで存在感を出していましたがご自身のプレーの評価はいかがですか?

昨日も外から見る機会もあったのである程度イメージは映像より頭に入ったかなと思います。
攻撃に関してはもう少し決められるところがありました。
サイドアウトで良い数字を残せないといけないので、その辺りはもう少し修正しないといけないと思います。

――サーブでは連続ブレイクもありましたが、チーム内でのミーティングの結果が出たという言い方になりますか?

ターゲット、コースというところがまずミーティングでやった部分と、あと試合をやりながら変わっていくので、その都度ベンチ側から「次はこうしよう」というのはチーム全体で共有できていたと思います。

――ティップボールが多いチームに対してどのような形で対応しましたか?

片手でしてくるフェイントと違って両手でオーバーで返してきたりするのは、自分たちが思っている以上に早くこちらのコートにボールが入ってきます。
そこはなるべく意識してやろうとはしていますが、どうしても自分たちの練習では東京GBさんみたいにそこまで速い攻撃ではありません。
その辺りは感覚的に全員がもう少し(ブロックの)完成を早くというか、相手のコートに手を出すところを意識してやらないといけないと思います。
ただ、それをやりすぎると今度は相手が見る余裕ができて、そこの駆け引きになってきてしまうので、しっかりと選手の特徴を把握しながらやらないといけないと思います。

――2025年来てくださったファンの方にメッセージと2026年の意気込みをお願いします。

最初2連勝して良い形で入れましたが、その後どうしても勝てずに現状になっていますが、フルセットになっている試合もたくさんあります。
あとはそこを勝ち切るところを一人一人のハードワークを来年に向けてしっかりやっていくことです。
勝つのもセット取るのも1点の積み重ねなので、その一つ一つをしっかりと取って皆さんと勝ちを分かち合いたいです。
また応援していただいて、僕らも精一杯頑張りたいと思います。

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