試合情報

MATCH

第1節 GAME2

10月13日(日) 14:05 岡崎中央総合公園総合体育館

ジェイテクトSTINGS愛知

試合終了win
1
20 - 25
25 - 19
21 - 25
17 - 25
3

VC長野トライデンツ

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合についての感想をお願いします。

まず1勝できたこと、本当にうれしく思います。昨日の反省点から、STINGS愛知さんの速いサーブをいかに最少失点で抑えるか。あとはこちらのサーブがどう機能するかというところを今日は選手たちが体現してくれたと思います。

とはいえ、まだまだ細かいミスや連係ミスなどもありましたので、そういうところをしっかり修正しながら、日々練習の方に取り組んでいきたいと思います。

――(前日はサーブで狙われていた)樋口(裕希)選手がやり返したような形でもあります。

本来であれば(前日の第3セットから先発した)迫田(郭志)が出るところかなと思ったんですけど、もう一度樋口でいこうかとスタッフの間で話していました。そこをしっかり樋口が応えてくれたというところは、樋口自身も成長したのではないかなと思います。

――3セット目、デファルコ選手のサーブをうまく切れていたのではないでしょうか?

デファルコ選手のサーブを1本ないし2本で切れていたというのは、今日の試合にとってはよかったと思っています。

――今日の勝利の価値はどのように感じていますか?

選手にとってはすごくいい1勝だったと思います。これに浮かれず、どんどん積み重ねていきたいと思っています。

――開幕2試合目で1勝できたというところで、チームとしての完成度が今日は高かったかなと感じました。オフシーズンで取り組んだのは今日の中でどれぐらい出せたと感じていますか?

難しいです。いいところもありましたし、悪いところもありました。強化していたところも出たのは5〜6割ぐらいじゃないでしょうか。完成度としてはまだまだだと思っています。

――工藤(有史)選手と(ウルリック・ボ・)ダール選手のところでしっかり点が取れていました。

両人とも攻撃面に参加してもらったのと、2人とも強いサーブを持っていますので、それをしっかり生かせたと思っています。

――次節はいよいよホームゲームとなります。意気込みを聞かせてください。

今日の勝ちの勢いを持って、ホームゲームでもう一回爆発してもらえればと思っています。「ホームだから」というのではなく、今日みたいな気持ちで戦えばいい試合ができるのではないかと思っています。

樋口 裕希選手コメント

――本日の試合についての感想をお願いします。

STINGS愛知さんは名だたるスーパースターたちがそろっています。その中で僕たちも目の前の一戦に集中した結果、今日は勝つことができて本当に良かったです。

昨日の敗戦で2セット目とかはボコボコにやられてしまったんですけど、いい部分もあったのでそこは継続しつつ臨みました。アタックの効果率・決定率が悪く、そこを修正しようという話が監督の方からありました。今日はよく修正できて戦えたのではないかと思います。

――今日の試合を進めるにあたって、具体的な狙いなどはありましたか?

とにかく相手のリベロの小川(智大)選手に取らせないことが大事だというのは、昨日のゲームの中からずっと言っていました。昨日のゲームの中では小川選手に取らせてしまって相手にいい形で打たせてしまっていたので、こちら側としてはやはり両アウトサイドにしっかりと打つこと。どちらか一方というよりかは、アウトサイドに必ず打つイメージでサーブのターゲットを決めていました。

実際に小川選手に取らせる本数も少なく、しかも直接ポイントになるケースもあったので、良かったのではないかと思います。

――ブロックディフェンスに関してもチームとして機能していたように見えましたが、手応えはいかがですか?

正直、普段の練習の時は「ブロックディフェンス、大丈夫かな…?」という感じで入ってたんですけど、昨日から結構いいディフェンスがありましたし、そこは継続していこうという話も監督・コーチの方からありました。

まだ失点になってしまっている部分や簡単に決められてしまう部分があるので、そこは修正しなければいけませんが、試合の中で良い感じでディフェンスができています。チームとしてディフェンスするところは常に意識し続けて、もっと良くしていきたいと思います。

――次節はホーム開幕戦で、古巣の日鉄堺BZ戦となります。どんな思いで臨みたいですか?

日鉄堺BZもかなり攻撃力が高いチームだと思うんですけど、今日のようにチームでしっかりディフェンスすることができれば十分に戦えると思います。

今日のSTINGS愛知さんはちょっと雰囲気が良くなくなっていたと思いましたが、向こうもムードが悪くなる瞬間が絶対にあると思います。僕らはそこを逃がさず突いていけるように戦っていけば、もう1勝、2勝できると思うので、そこはチーム全員で頑張っていきたいです。

早坂 心之介選手コメント

――試合の感想をお願いします。

樋口さんもおっしゃったように昨日すごくボコボコにやられたので、今日は「リベンジしたい」という思いが強かったです。工藤(有史)選手のサーブとか、それぞれみんないいプレーを出していたので、それが勝利に繋がったと思います。

――楽しそうにプレーしているように感じました。どんな心境でしたか?

小学1年生からバレーボールを始めて、ずっと憧れていた舞台にやっと立てたということで、今も本当に現実かどうか分かっていない状態でフワフワしています。この経験はそうそうできることではないので、せっかくなら楽しもうと思っていました。

頼りになるリベロや頼りになるスパイカーがいるので、僕はそれにボールを託すだけ。そこに集中して、楽しみながらゲームを進めていこうと考えていました。

――河東(祐大)選手や関田(誠大)選手と対戦した試合、相手のセッターとのトスワーク(勝負)も楽しみな一戦だったのではないでしょうか?

テレビでずっと見てきましたし、ずっと憧れの2人ではあります。ただ今日は、憧れてしまっては越えられないので、憧れるのはやめて「僕の方がうまい」というぐらいの気持ちで挑みました。