第13節 GAME2
1月19日(日) 16:05 エントリオ

ウルフドッグス名古屋
VC長野トライデンツ
STARTING MEMBERS
HIGHLIGHTS
GAME REPORT

工藤 有史選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
昨日勝ってからの今日で、いつも自分たちは初日に勝つと2日目が悪い内容の試合になってしまいます。
その中で1セット目はまたスロースタートで悪い入りになってしまいましたが、2セット目は自分たちの形が出せたのでそこはすごくよかったです。
3〜4セット目は自分たちから崩れてしまったイメージだったので、本当にもったいないと感じました。勝っていたかは分かりませんが、5セット目には持ち込めたかと思います。
2日間を通して課題もたくさん出ましたが、いいものを得られる2日間だったと思います。
――シーズン開幕直後よりプレーが変わっている印象がありますが、ご自身で成長や変化を感じる部分はありますか?
個人的にこの2日間で自分の中で収穫だと思ったのは、サーブの打ち方です。全部攻めるのではなく、相手の選手を1人潰して攻撃を限定することが自分の中ですごくうまくいったので、サーブに関してはそこが一番の収穫です。
スパイクも悪くはなかったですが、まだまだ改善できると思います。高いブロックに対してどうやって打っていくかを考えてやっていきます。
サーブレシーブはビッグサーバーがいる中で、完璧に返すのは難しいので、どうやって自分たちの攻撃まで持っていくかを考えてやっていました。
今日は特に、それが簡単にできるサーブではありませんでした。ああいうときに1本で、エース取られないようにしないといけないと思いました。
――冷静にプレーできている印象がありますが、ご自身での感覚はいかがですか?
冷静にプレーできている感覚はそこまでありません。ただスパイクは全部を決めにいくのではなくて、それこそリバウンドを取る選択肢が自分の頭の中に浮かぶようになったので、そこはすごく成長していると思います。
――スパイクがいい感覚で打てていたというお話がありましたが。
悪くはなかったですし、スパイクの直接ミスもいつもほどは多くなかったので、この2日間だけで言うといい方だったと思います。
――(6連続ブレイクを許した)4セット目の水町(泰杜)選手のサーブは改めてどう感じましたか?
水町選手に関しては2日間、多分調子はよくなかったと思います。それでも劣勢の場面で勝負強さを発揮できるのはさすがだと思いました。個人的にはすごく悔しかったです。

早坂 心之介選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
今日はWD名古屋さんのサーブがすごく調子が良くて押されていました。自分たちが取りきらないといけない場面で、僕のトスで打たせ切れなかったり、もったいない1点がけっこうありました。
攻められている中でも切らなければいけない部分はしっかり切って次に繋げないといけません。そういった課題を2週間後の東京GB戦に向けて修正していきます。
――シーズン開幕直後からご自身で成長や変化を感じる部分はありますか?
SVリーグを今シーズン初めて経験させていただいていて、正直、技術面で向上しているとは個人的には感じていません。
ただ、「仲間を信頼してトスを上げろ」と川村監督に言われています。頼もしいスパイカーたちがいっぱいいるので、気持ちの面で今の方が「託せばなんとかなる」という思いでやっているので、その辺りは初戦に比べれば楽にできていると思います。
――ウルリック選手やトレント選手とはトスが合うようになってきている一方で、山田選手とあまり合っていない印象がありますが、どう受け止めていますか?
ウルリック選手とは日々の練習からコミュニケーションを取ってやっているので、よくなってきている印象です。トレント選手はすごく高さのある選手なので、僕のトスが低くならなければ大体は決めてくれる選手なので、そこは信頼して上げています。
山田選手に関しては、ラリーが続いているときに合わない場面がすごく多いです。ラリー中のコミュニケーションが詰められていない部分ではあります。終盤に山田選手で1本で切れたら周りの選手も楽になるので、そこを詰めてやっていきます。
――慣れてきたところはありますか?
練習も積み重ねて、サイドの選手にどういうトスがいいのかは理解できるようになりましたが、プレッシャーのかかる場面ではいつも通り上げられていないことの方が多いです。今日も垂れてしまっていたのもあるので、そこは自分の課題だと思います。
――前半戦を終えて、手応えなどはどう感じていますか?
土日続けて同じチームとやるのが初めてですし、トス回しに関して対策されるのをすごく感じました。後半それをどう生かして僕がトスを回していくかは課題になってくると思います。
川村 慎二監督コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
全体的に見て、サーブの差かなと思います。20点を越えてからいかにああいう(効果的な)サーブが入るか、崩せるか。昨日はそこで耐えられていた部分が多かったですが、今日はそういう場面が少なかったと思います。
僕たちもああいうサーブが打てるようにならないといけないですし、そういうサーブが練習のときに打てれば、おのずとレセプションもうまくなっていきます。そうした相乗効果を求めながら今後もサーブについては突き詰めていきたいと思います。
――昨日のGAME1も含め、工藤選手のプレーの幅が広がっているように感じましたが、監督の評価はいかがですか?
無理をせず、しっかり考えてプレーしていると思います。工藤は勢いを持ってチームを盛り上げてくれる選手なので、無理な状態でも思い切り打つというのもたまにはアリかなと思いますし、そういうプレーでチームが活気づいたらとも思います。
――サーブで崩せていた印象ですが、現状の感触はいかがですか?
いきなりニミル(・アブデルアジズ)選手、水町(泰杜)選手、(ティネ・)ウルナウト選手のようなサーブを打てというのは難しいかもしれません。
ただ現状で何km/h出ているのか、どれだけコースにしっかり打てているのか――は、もっと突き詰めないといけないと思います。
フローターサーブを打つメンバーに関しても、もう少し相手の嫌なところをしっかり狙えるように、そこも詰めていかないといけないと思います。
――(6連続ブレイクを許した)4セット目の水町選手のサーブについてはどう振り返りますか?
やはり、乗らせたらダメです。1本目、2本目でしっかり切らないと。ビッグサーバーで乗ってきたらいいサーブを打つというのは分かっている中で、切るタイミングが遅かったと思います。