第3節 GAME1
4月12日(土) 14:05 ANCアリーナ[安曇野市]
VC長野トライデンツ

サントリーサンバーズ大阪
STARTING MEMBERS
RESERVE MEMBERS
HIGHLIGHTS
GAME REPORT

中島 健斗選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
直近でサントリーさんと戦ったアウェイのGAME2では、真ん中のゾーンを有効的に使えて、ブロックも散らせていました。負けはしましたが、いいイメージで終わることができていました。
今日はそのイメージのまま入りましたが、サーブで攻められてなかなかAパスが返ってきませんでした。真ん中を通したいのがありましたが、ブロックが真ん中に厚く張られていて通らず、何もさせてもらえなかった印象です。
Aパスが返ったときにどう組み立てていくのか。映像を見ながら考えて、明日頑張りたいと思います。
――今日は相手のチームの状態が上がっている印象もありましたか?
上がっていたとは思います。今日は特にサーブで攻められていました。
最初にコンビミスも出てしまって、気持ち的にマイナスになってしまっていました。そこでどう立て直すかが明日は大事になってくると思います。
――おっしゃるように、前半は少し合わないミスがありました。
サントリーさんはブロックがすごくいいチームなので、そこを意識しすぎていました。相手のブロックをギリギリまで見て、迷いながら上げてしまった結果、合わない。考えすぎていたのはあると思います。
――Aパスが返ったときの決定率が課題という話がありました。実際にプレーされていてどのようなことに感じましたか?
今日は特にAパスの数自体が少なくて、絶対決めたいのがありました。クイックを使いたいけど「クイック張られていたらどうしよう」と考えすぎてしまって、ウルリック選手に託すだけ託すようになってしまったのがよくなかったと思います。
サーブで攻められると点差が開いてしまうので、明日はどんどん攻めたトス回しをしていかないとダメだと思います。
――明日の最終戦に向けて意気込みをお願いします。
このメンバーでやるのも最後ですが、あまり考えすぎずにいつも通りのプレーを意識して、楽しんでやれればと思います。

工藤 有史選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
立ち上がりはあまり悪くはなかったのですが、徐々にサイドアウトが取れなくなってきた印象です。ビッグサーバーに対しては特にそうでした。
真ん中の攻撃が通らなくなってコンビの選択肢が限られてしまった印象で、相手のやりたいようにやられたと思います。
サイドアウト率が低いとなかなかセットは取れないと思うので、明日はサイドアウトにフォーカスしてできればまた違った展開になると思います。
――まんべんなく相手のサーブがよかったですが、どう対応していきますか?
フローターに対してはあまり悪くなかったと思うので今日のままでいいと思います。
ムセルスキー選手とアライン選手のビッグサーブに対しては直接失点しないのを意識していましたが、1セット目に僕が2本やられてしまって、そこから相手を乗せてしまったと思います。Aパスにするのは難しいですが、せめてBパス、Cパスにできるように。
髙橋藍選手のショートサーブは分かっていてもいい場所に打ってこられました。もちろんああいうサーブに対しては1本で切れるのが理想ですが、明日は自分たちがそれを意識した上で、彼がどう打ってくるのか。序盤で攻略できればもう少しサイドアウト率も上がってくると思います。
――Aパスが返ったときの決定率が課題という話がありました。実際にプレーされていてどのようなことに感じましたか?
Aパスの数がこれまでの試合に比べて少なかったと思うので、「返ったときに切らないといけない」と、少し決め急いでいるとやっていて感じました。ビッグサーバーが多い相手に対してのAパスが返ったときのコンビ、決定力というのはよりフォーカスしないといけないと思います。
1回で決めなくても最終的に点が取れればいいので、リバウンドを取ったり、無理せず大事に1点を取りにいければよかったのではないか…と思います。
――明日の最終戦に向けての意気込みをお願いします。
明日でシーズンが終わるので、43試合積み上げてきたものを1つでも多く出せるように。今日の試合が全て悪かったわけではないですが、もっといい場面を出せるように修正していきます。
1年間応援してくださったファンに恩返しができるような試合をしたいと思います。
川村 慎二監督コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
今日は終始サントリーさんのサーブにやられた印象が強かった試合です。
Aパスが返ったときの決定率がすごく低かったです。どこまで修正できるか分かりませんが、なるべくビッグサーバーを本数少なくサイドアウトが取れるように、しっかりと集中して最後の1ゲームをみんなで頑張っていきたいと思います。
――サントリーさんのサーブに対応するポイントはどう見ていますか?
髙橋藍選手の前に落とすサーブは分かっていながらもあれだけバタバタとしてしまいます。強打が来ると思いながらも前に来る、ワンテンポずれたところに苦しめられました。
実際にAパスにできるサーブであっても、打ち急ぎでBパスになっているケースもありました。そのパス自体はこちらが修正しないといけないと思います。
あとはムセルスキー選手とアライン選手の強いサーブをいかに1本で切るかがカギになります。
――対応されているのもあるとは思いますが、Aパスのときの決定率については課題になっていますか?
今日も3セット目のアライン選手のサーブをAパスで返して(サイドアウトを)切れなかった。そういうときのがっかり感はすごく大きいです。
Aパスが返ったときに70%はサイドアウトを切らないと厳しいと思いますが、そこが今70%も行っていないと思います。
――ブロックディフェンスの部分ではやりたいことがある程度できていた印象を受けました。
全体を見て半分くらいはできていたと思います。ただ試合を通してうちのチームの単発的なミス、エースであったりブロックポイントの差であったり。直接的なシャットが勝敗に関係しているので、そこをどう改善できるかが課題になると思います。
――明日の最終戦に向けて意気込みをお願いします。
このチーム、このメンバーでできるのも明日で最後なので、全員が勝ちに向かって今できることを最大に出すだけだと思います。