試合情報

MATCH

第6節 GAME2

11月17日(日) 14:05 アリーナ立川立飛

東京グレートベアーズ

試合終了lose
3
25 - 22
25 - 17
25 - 20
0

VC長野トライデンツ

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

東京GBさんのサーブにすごく苦しめられた試合内容だったと思います。何度か修正しようとしたのですが、チームのレセプションの関係性だったりとか、そういう部分が最後までうまくいかなかったと思います。

あとは3セット目の入り。すごく集中力に欠けたプレーが出ていたので、そこは直していこうと思っています。

――今日はスタートから樋口選手と迫田選手を同時起用しましたし、ウルリック選手が故障明けで出場しました。起用の意図などはいかがですか?

サイドに関しては、工藤を少し休ませたというところになります。ウルリックに関しては足の状態がよくなってきたので練習の中でも総合練習に入って、「今だったら」というところと、ゲームに入って流れを変えたいというところです。

どこのポジションで何が起きるかも分からないので、例えば樋口や工藤がオポジットにいったりと、いろいろなことを考えながらやっていく必要があります。決して大きな選手が集まっているわけではないので。難しいですが、できるだけ選手がいろいろなポジションに対応できるよう練習からやっています。

――セッターの早坂選手についての評価はいかがですか?

組み立ては話していませんが、ラリー中のトスの質などの話はしています。あるいはブレイクチャンスがきたときにブレイクが取れない。それはセッターだけの問題ではないと思いますが、明らかにトスが短い、低いこともありますので、バタバタしているところでいかに上げられるか。そこはこれからの課題になってくると思います。

いきなりSVにきて苦しむだろうなと思っていましたが、今は堂々と上げています。あとはどれだけ精度を高めていくかだと思います。

――第3セットにウルリック選手を入れて、ブロックの安定感が増したのではないでしょうか。

ウルリックが入ることによってある程度の高さが出てくる中で、ディフェンスはやりやすくなります。ねんざの状態がそれほど悪くなく、本当は1カ月ということでしたが、すごく回復が早く、このタイミングで来週に向けて出せたということはチームにはプラスになったかなと思います。飯田もよかったので、ウルリックの状態を見ながら併用しようと思っています。

樋口 裕希選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

昨日も今日も総じて、ブロックディフェンスが機能がしませんでした。サイドアウトが取れない場面はありましたが、それ以上にブレイクで点が取れずに点差が開いていったイメージがあります。

リーグが始まる前からブロックディフェンスについて心配な部分はありました。前の試合までは機能していましたが、やはり機能しなくなってしまった感じなので、そこはチームとしてしっかり修正してこれからに臨んでいかないといけないなと強く感じました。

――速いバレーをする東京GBの相性が悪かったのはありますか?

SVリーグの中で、チームとしてのブロックランキングは一番下にいます。あの速い攻撃をされたときに複数枚がつけていればディフェンスできるのですが、1対1の場面が多くなってしまいました。

1対1の場面では個人個人の高さが鍵になってきます。そういう意味ではうちにはないところを突かれているので、相性は悪かったと思います。

――OHで迫田選手と同時に出場しました。やりやすさや頼もしさは感じましたか?

深くコミュニケーションをしなくてもやりやすいというか。レセプションもそうだし、ラリー中もどういうプレーをして欲しいかはお互い分かっているので、そういう部分では手間は少ないというか、やりやすいのはあります。

僕がレセプションでできないところは彼がカバーしてくれたり、逆に彼がスパイクやブロックの高さでうまくいかない時は僕が動かしたりと、カバーをし合えてはいました。

僕も彼もこの土日に関しては、個人のコンディションという部分では、スパイク決定率やパス精度は欠けていたと思うので、そこは修正しないといけないと思います。

飯田 孝雅選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

今日の試合はブレイクチャンスを取り切れなかったのが勝ち切れなかった要因だと思いますし、ラリーになった時にも取り切れなかったのが課題でした。外国籍選手がいない中で僕が入っているので、スパイク以外の面で、ディフェンス面で組織的に守っていきたかったです。

――改めてチームに対してどのように貢献していきたいですか?

一番はサーブが自分でも武器だと思っています。常にいいサーブを打ち続けて崩すことがチームの勝ちにつながっていくと思います。

今日はアウェイでしたけどお客さんの数も多かったので、サーブは考えながらしっかり整理をして打てたと思います。感覚的にはいい感触でした。

外国籍選手と比べて背も低いしパワーもないので、アジリティの部分でもっとフェイントを使ってみたり、自分で点が取れなくても他の人のチャンスにつながるようなことをやっていきたいと思います。

――SVリーグで試合を経験して成長している実感はありますか?

ベンチからもスタッフ陣からもコートにいる先輩からも、相手のブロックがどういう状態なのか教えてもらって、それを頼りにしながらスパイクをしています。

僕自身もスパイクに関してはブロックが見えなくなったり、力が入ってしまっている部分もあるので、自分の力というよりは周りに助けてもらっている感じです。