第8節 GAME1
11月30日(土) 14:05 スワンドーム[岡谷市]
VC長野トライデンツ
大阪ブルテオン
STARTING MEMBERS
HIGHLIGHTS
GAME REPORT
工藤 有史選手コメント
――本日の試合の感想をお願いします。
やられた感覚は正直あまりなくて、自分たちから崩れてしまった試合だという印象です。名前に負けてしまったのかな…というのを振り返って思うので、明日はしっかり自分たちのやることをもう一回考えながらできればと思います。
――第3セット、競り合いの展開になったのはチームとしてどのような部分が改善されたからなのでしょうか?
1〜2セット目はAパスが返っても簡単に止められてしまう展開が多くて、なかなかサイドアウトが取れない時間が多かったです。3セット目もサイドアウトをすごく取れたイメージは正直ないんですが、自分たちからミスを出すことが少し減ったのかな…というのを、やっていて感じました。
1セット目から3セット目のようなバレーをできればよかったんですが、自分たちがやるべきことができていませんでした。明日はスタートから自分たちのやるべきことができればいいと思います。
――GAME2に向けてのメッセージや意気込みをお願いします
プレーしながら「ファンの方々が相手に取り込まれているな」と感じていました。自分たちがいいバレーをしないとああなってしまう…ということを今日感じたので、まずは明日しっかりいい試合をして、いい形で来週に入れるようにまた一から頑張りたいと思います。
備 一真選手コメント
――本日の試合の感想をお願いします。
自分たちからミスを吐き出すケースが多かったので、そこは反省しなければいけないところです。スタートの部分で自分たちのリズムでバレーができなかったので、相手に何かされたというよりは、リズムがつかめない状態で3セットが終わってしまった感じです。
――第3セット、競った展開になったのはチームとしてどういった部分が改善されたのでしょうか?
特に何かを変えたわけではありません。コミュニケーションは1〜2セット目も取っていましたし、3セット目は自分たちのリズムでバレーができる時間帯が多かったのかなと感じます。
強いチームにセットを取り切れるまでには、(相手に)ビッグサーバーが多いですし、相手にダイレクトでボールを返さないことやサービスエースの数を減らすこと。そこの精度をもっと高めていかないと(セットを)取り切ることも難しいと感じた試合でした。
――GAME2に向けての意気込みとメッセージをお願いします。
VC長野ファンの方々は本当に熱心で、ホームゲームの声援は力になります。その中でも(大阪Bに)スター選手がそろっている分、向こうが決めた1点の時の方が盛り上がる部分もすごくあります。
その中でもそれに対抗していければ、僕たちでもやれることは証明できると思います。明日も1セット目からいい入りでやっていけたらと思います。
川村 慎二監督コメント
――本日の試合の感想をお願いします。
大阪Bさんのサーブ、堅いブロック、ディフェンスからの攻撃。全てにおいてこちらの方が負けていたのかなと思います。ただ、こちらのサーブが機能した3セット目には、あそこ(24-26)まで追い詰めることができました。そういう場面をもっと増やしていかなければ太刀打ちできないとは思います。
明日また切り替えて、しっかりといいところは継続し、少しでも修正できるところは修正して明日に挑みたいと思います。
――第3セットは、サーブ以外にもどんな部分が良かったでしょうか?
サーブで崩せたのもありますが、こちらの攻撃としては、真ん中の攻撃が機能したと思います。1〜2セット目に関しては真ん中での攻撃がほぼほぼワンタッチを取られたりシャットされたり…という場面が多かったです。真ん中が苦しくなれば両サイドはおのずとマークもキツくなりますし、そういう悪い方の循環になっていたと思います。
――相手の選手に高い決定率で決められていました。その対応はどう考えていましたか?
ある程度決められるのは仕方がないので、いかにロペス(・ミゲル)選手に負荷をかけるか。そういう部分が勝負になるのではないかと思います。
――1セット目はミドルを何本か止められたり、セッターの早坂選手が真ん中を怖がっていたのか、ウルリック選手へのトスが低いように見えました。
「低くならないように」というのは常々伝えています。真ん中も使った方がいいとは言いながらも、あれだけプレッシャーをかけられたり、こちらが決まらない時には悩む部分もあると思いますが、そこは思い切ってもっと使っていったらいいと思いますし、そういうことは伝えています。
――ジェスキー(・トーマス)選手に連続サービスエースをどのチームも取られています。第2セット以降は直接サービスエースが減った印象ですが、その辺りは選手同士で対応策を話したり、監督から指摘はありましたか?
自分の方からこれといったアドバイスというか話はしていません。ただ選手と選手の間、関係性というところ。そこはもう一度見た方がいいよ、という話はしましたし、入っている選手が一番わかるので、そういうところは信頼してやっています。
――1,391人のファンが入った中で、第3セットは食い下がりを見せました。明日の試合に繋がるセットと言えるのかも含め、GAME2への意気込みをお願いします。
3セット目に良い形で流れを持ってこられたのはよかったと思います。あそこで本当は取り切りたいところだったのですが、いいところも終盤にかけて出ていたので、そこは継続して明日また試合に挑みたいと思います。
これだけの大きな声援は選手の後押しになりますし、「ここぞ」というときの1点を皆さんで取れるのはすごくありがたいと思います。明日も皆さんと一緒に戦いたいと思います。
(大阪Bが)1位とみなさん言われていますが、一つの戦いとしてこちらはしっかりと全力で戦うだけ。頑張っていきます。