川村 慎二監督コメント

――本日の試合の感想をお願いします。

1セット目にサーブのターゲットに入って良い形で進められたのですが、終盤にこちらの方からミスが出てしまい、失点してしまったのが今日の敗因になると思います。

今現在、1位で走っている大阪Bさんにこちらからミスをすると苦しい展開に持っていかれます。強いサーブ、強い攻撃力がある中で、こちらがどういう対応をしていかないといけないのか。次に向けてしっかりと準備したいと思います。

――第1セット終盤のミスが敗因とのことですが、そこが試合全体の勝敗を決めたポイントと考えていますか？

終盤のミスというのは、出してはいけないミスだと僕は感じています。あそこでどれだけ耐えられるか、我慢できるか。それは今日だけではなく、今後も必要になるだと思っています。

――昨日から修正、意識した部分というのはどの辺りになりますか？

昨日はロペス（・ミゲル）選手に80%も決められていましたので、そこをどう抑えるか、どれだけプレッシャーをかけられるかが反省点でした。そういうところを今日は修正して挑みました。

――昨日、今日と中盤からMBに山田選手を起用した意図を教えてください。

トレント選手は高さがあっていいのですが、攻撃のところであまり機能しませんでした。昨日もそうですし今日もそうでした。もう少し早く替えてもよかったのかなと思いますが、トレント選手の高さも必要があったので、あのタイミングで山田選手に変更しました。

山田選手は早いクイックが打てるので、攻撃としてはよかったと思います。もちろん全員が出るチャンスはありますし、今回は山田選手が試合に出たというだけであって、私は全員期待しているので頑張ってほしいと思っています。

山田 航旗選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

途中でトレント選手と交代して入りましたが、大事な部分で（ブロックを）振られてしまったり、防がないといけないコースを防げてなかったりしました。途中で入ったのに流れを作ることができず、自分のなかでは悔しいです。大阪Bはサーブもスパイクも強くて終始圧倒されてしまいましたが、来週の試合に向けていい経験になりました。

――トップのチームと対戦したことで改めて感じた上位との差、自身や手応えを感じた部分は？

1セット目は競り合っていい試合だったと思います。自分たちが攻めているときはいい具合に点を取り合えますが、少しでもミスが出たりブロックされたりして流れが切れると、一気にダダダッと（悪く）なることが多い。それに対して大阪Bはうまく対処していて、そういう部分に差があると感じています。

――これまで出場機会が少なかったなかで、今節では昨日と今日、3セット目にセットを通して起用されていました。実際にコート内に入り、大阪Bという強いチームとの戦いを経験し手応えを感じた部分は？

トレント選手に比べて自分は高さもパワーもないので、その分だけ速さという部分で違いをつけてやって、今回の試合ではうまくハマった部分があったと思います。ブロックの枚数が1.5枚になっているのを（早坂選手が）見ていてくれたので、自分としては手応えを感じることができました。

ただやはりブロックという面ではトレント選手に比べて及ばない部分があるので、これから少しずつでも直していけたら、もっとチームに貢献できるプレーができると思います。

迫田 郭志選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

今日は終始、自分たちがやらなければいけないことを相手チームにやられたことが（敗戦の）原因だと思います。次週の日鉄堺BZ戦に向けて、もっとサーブの精度を上げて自分たちのバレーができるようにしていきたい。（今回の敗戦を）次に生かしていきたいです。

――大阪Bと対戦しての印象はどうでしたか？

アタック決定率がNo.1のチームですし、少しでもパスなどがズレれば、周りの選手が速い攻撃にするのではなく、スパイカーに時間を持たせるためにオープントスを上げて打ちやすくしているので、そういう部分がうまくハマって攻撃力が高いのではと感じました。ロペス（・ミゲル）選手はやはり映像で見るより、高さやパワーにおいてすごく迫力がありました。

――トップのチームと対戦したことで改めて感じた上位との差、自身や手応えを感じた部分を教えてください。

技術に関してはさほど差はないと感じました。ただSVリーグになってサーブの精度や威力が変わってきたと感じます。とくにサーブに関しては、（ブルテオンと）ものすごく差があるなと今回の土日で実感しました。

手応えの部分に関しては1セット目だけだと思っています。2、3セット目は楽に相手にプレーさせてしまった。長いシーズン、成長する機会だと思って前向きに練習に取り組んでいけたらいいなと思います。