第1節 GAME1
10月25日(土) 14:05 エア・ウォーターアリーナ松本[松本市]
VC長野トライデンツ

日本製鉄堺ブレイザーズ
STARTING MEMBERS
HIGHLIGHTS
GAME REPORT

松本 慶彦選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
できればストレートでさっと勝ちたかったですが、なかなかそう簡単にはいかない試合だったと思います。
ただ自分たちのやること、サーブで攻めてブロックディフェンスをしていくことはしっかりできていたと思うので、非常に良かったと思います。この勝ちを続けていけたらいいと思うので、自分たちのバレーボールをしっかりできるようにやっていきたいです。
――今日はブロックディフェンスが機能して、ラリーから決め切るというブレイクの取り方が多かったと思います。その中で松本選手の貢献が大きかった印象も受けますがその辺りはいかがですか?
サーブが走っているのがあったので、ブロックもある程度絞れるところが絞れたという部分もあってできたディフェンスだと思います。
あとはトランジション全体の数字で言うと、そこまで良くはなかったですが、場面場面で取れていたところが良かったと思います。全体の数字をもう少し上げられれば点数に余裕ができると思うので、その辺を修正できたらと思います。
――「できればストレートで勝ちたかった」ということですが、それはどの段階で思っていましたか?
最初からです。古巣ということもありますし、日鉄堺BZさんのホームゲームとはまた違って、長野で迎え撃つ形なので、絶対に3―0で勝ちたいと思っていました。去年はVC長野が1回も勝っていないことも意識しました。
開幕で、こっちのホームで、古巣で、といろんなことが僕の中で重なっていたので、「何が何でも勝ちたい」という思いが強かったです。
――改めてVC長野の良さ、チームの強みを感じたものがあれば教えてください。
トライすることがこのチームは大事だと思います。
サーブだけではないですし、僕だったらブロックとかクイック。各ポジションのやるべきことをしっかり果たさないと勝っていけないチームだと思っています。
コートの中だけではなく外の声掛けとかも、今日は全部できていたと思います。そこが強みでもありますし、それをやっていかなければいけないチームでもあると思います。

オスカー・マドセン選手コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
3―1で勝てるとは予想していなかったですが、勝ててとても嬉しいです。
気持ちの部分が多かったので、どこが良かったとコメントするは難しいです。第1セットは難しい展開になりましたが、最後の方はちゃんと気持ちと闘志で戦い切れたと思います。
全員がそれぞれの役割を果たして日鉄堺BZに対して恐れずに挑めたと思います。
――鮮烈なSVデビューになりましたが、改めてご自身のパフォーマンスを振り返っていかがですか?
最初の時は勝てるは予想していなくて、ただ「勝てたらいいな…」と望んでいただけですが、良いスタートが切れたと思います。
シーズンは長いです。良いスタートを切れて、チームが自信を持って試合に挑めるといいと思います。
私たちはたくさんの可能性があると思っていて、メンタル的な部分も含めて今日の試合をキープしていけば、もっと素晴らしい試合が今シーズン見られると思っています。
非常に感情的で、試合中も緊張したり、嬉しかったり、怒ったり。いろんな感情がありますが、基本的には緊張すればするほど良いパフォーマンスが出せます。
――改めてVC長野の良さ、チームの強みを感じたものがあれば教えてください。
今週の練習中にスターティングメンバー、リザーブ関係なしに「勝ちには全員が必要だ」と話しました。その後、数日練習を重ねてきて、今日に至りました。
プレッシャーをうまくコントロールすることができていると思うし、今日は男として、サムライとして全員が戦えた。それが良かったと思います。
――今日の素晴らしいプレーの数々でオスカー選手の魅力を多くの人が知ったと思います。ファンに向けてのメッセージをお願いします。
まずは「ありがとうございます」と伝えたいです。
SVリーグは見たことがなかったですが、会場に来たらとても素晴らしく、すぐ好きになりました。
本当にありがたいことに、大勢の方が来てくれて、チームの中でも背中を叩いて鼓舞し合いながらやれたことが良かったと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
今日もすごく際どい試合でした。ポイントを取るのにはみんなの力が後押しになります。ぜひ家族、友人、いろんな人を連れてきてください。





川村 慎二監督コメント
――本日の試合の総括をお願いします。
開幕に向けていろいろと準備をしてきた中で、ちょっと出来過ぎかなというぐらいのスタートが切れたので嬉しくは思っています。
ただやはり第1セットから第3セットまでブレイクされる場面が多かったので、そこはしっかり修正していきたいと思います。
選手たちは集中力を持って最後まで戦い抜いてくれたこと、また開幕戦を勝利で飾れたことはすごく良い勢いをつけられる試合だったと思います。明日もあるのでもう一回集中して戦い抜きたいと思います。
――今日はサーブで崩してブロックで拾う、サーブ&ブロックという今まで取り組んできた成果が目に見えた出た形かと思いますがその辺りはいかがですか?
第1セット、第2セットはサーブでこちらが優位に立てる状況を作れたとは思います。ただ第3セット、第4セットは逆に相手にサーブで崩される場面が多く見られました。サーブは速いだけがいいわけではないので、考えながら打つ。相手がどういうスイッチをしているかとか、そういったコミュニケーションを取りながら明日に挑んでいきたいと思います。
――昨シーズンから2日目の試合に対する課題感もあるかと思いますが、どういったアプローチをしていきたいですか?
試合前の練習ゲーム等でもやはり2日目の試合は出足が悪いこともありました。これは選手にも常に伝えていることですし、先程終わった後も2日目、「また集中して頑張ろう」と伝えています。
明日は相手も対策をしてくると思うので、それに負けない集中力を持てれば戦えると思います。一人一人が中でコミュニケーションを取りながらやっていってほしいと思います。
――過去に勝利することができなかった日鉄堺BZに勝利して、今年のVC長野は違うとファンに見せることができたと思います。改めてファンにメッセージをお願いします。
少しでも「面白いな」と思っていただいて、それをいろんな方が発信していただければ1人でも足を運んでくれるかな…と思います。私たちは目の前の試合を一戦一戦、本当に全力で戦うだけです。それに比例してお客さんが増えたらいいなと思います。
実際に生で見ていただいている方に話を聞くと、やはり「生の方が楽しい」という声もありますので、見に来ていただければと思います。