試合情報

MATCH

第4節 GAME1

11月15日(土) 14:05 ANCアリーナ[安曇野市]

VC長野トライデンツ

試合終了win
3
27 - 25
25 - 18
30 - 28
0

東レアローズ静岡

GAME REPORT

川村 慎二監督コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

選手たちは終始、良い集中力を持って最後まで戦ってくれたと思っています。
いつも第3セットの入りが悪い中で、今日は良い集中力を持って戦い抜けたと思います。もちろん東レ静岡さんの高いスパイク、強いサーブ、粘りあるプレーに苦しめられましたが、こちらも粘りのあるプレーでしっかりと取り切れたところは良かったと思います。
最近は25点以上続く試合が多い中で、あそこを取り切れたのは一つ進歩したのではないかと思います。

――勝ち切れない試合が続いていた中で、2度のデュースを取り切ってストレート勝ちでした。一つ安心した面も大きかったのではないでしょうか?

安心することはなかなか難しいです。今日は東レ静岡さんのミスに助けられた部分も多かったと思います。
それにも増して集中力はすごく良かったと思いますし、ずっとテーマに挙げているサーブの効果率も第2セット以降は数字もかなり上がっていたので良かったと思います。

――相手のフローターサーブに対してマドセン選手がオーバーで取る形を取っていたと思いますが、明日以降相手が対策してきたことにはどう対応していきますか?

相手がどのような対策をしてくるかわからないですが、その対策に負けないようにこちらはしっかりと準備します。
結局はコートに入っている選手たちがどう対応していくかがカギになるとは思います。対策されることは間違いないですが、その後の対応力はオスカー(マドセン)選手を中心にしっかりとやってくれると思います。

――明日の試合に向けてファンの方にメッセージをお願いします。

第3セットという鬼門が今日は克服できました。明日は2日目の出足という鬼門をしっかりと克服したいと思います。

工藤 有史選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

まずストレートで勝てたことにすごくほっとしています。
第3セットでリードしながらああいう展開に持ち込んでしまったのは課題でもありますし、第1セットの出だしもあまり良くなかったです。そういう課題があった中でストレートで勝ち切れたのはすごくチームとして成長できたと思いますが、まだまだ明日に向けて改善する点は多いと思います。
しっかり切り替えてまた良い準備がしていきたいです。

――なかなか取ることができなかった第3セットを取れたこと、勝ち切れたことは率直にどのような受け止めですか?

第3セットはすごくドキドキしました。でも、ああいう展開にはなってしまいましたが、取られそうという感覚は個人的には感じていなかったです。
なんとなく第3セットは取られてしまうという記憶はありましたが、コートの中では「守りに入ることなく、攻め続けよう」と言い続けて、それを実行できたのが大きな要因だと思います。

――チームとしてサーブにフォーカスしている中で、今日はすごくサーブが走っていました。ご自身の手応えはいかがですか?

ここ4試合はあまり自分のサーブの効果がなかったので、個人的に何かを変えようと思って、打つ位置を少し変えるような工夫をしていました。それがうまくハマったというのもありますし、今日は本当にリラックスして打てた感覚があるので、この感覚を忘れないようにしたいです。
自分のサーブとかで効果があってこその作戦だと思うので、あまり気負いすぎず、でもそこを意識しながらやっていきたいと思います。

――肉薄しながらも4連敗というプレッシャーもかかるシチュエーションだったと思いますが、リラックスできた要因はどこにありますか?

先週のアウェイの東京GB戦で終わってから感じたのですが、すごい雰囲気の中でせっかく試合ができているのに楽しめずに終わってしまったという感覚がありました。そういうプレッシャーのかかった場面で硬くなりすぎるのも良くないかな…と終わってみて感じました。
ああいう終盤のところで、そういうプレッシャーを自分の中で「取ったらおいしいな」みたいなポジティブな思考になっていたのですごく良かったと思います。

――明日の試合に向けて意気込みをお願いします。

今日は相手のサーブに助けられた部分もありました。明日は相手も修正してくると思いますし、自分たちも修正する部分はあると思います。しっかりと修正して相手を上回れるように、まずは気持ちの部分で、自分たちがチャレンジするという気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。

マシュー・ニーブス選手コメント

――本日の試合の総括をお願いします。

第3セットでデュースになった展開でも、みんなが自信を持ってためらいなく、恐れなく戦えたことはすごく良い収穫でした。
第3セットは課題でしたが、それを取り切ることができて良かったと思います。

――なかなか取ることができなかった第3セットを取れたこと、勝ち切れたことは率直にどのような受け止めですか?

東京GB戦で自分自身が苦しんで、今日は切り替えの意識を持ってやりました。
第1セットではサーブミスが続いてしまいましたが、それをちゃんと切り替えることができて、残りのセットでしっかりと調整できたことが良かったです。

――強打が光るシーンが多かったですが、意識も含めて今までと変わった部分はありましたか?

先週の東京GB戦は下に打ちすぎていて、シャットされたりタッチされたりするシーンが多かったです。1週間をかけて、高くキープするようなトスに変えてもらいました。奥に打つことを意識して練習して、今日どんなブロックが来てもそれをちゃんと実行できて、ブロックを使ったり奥を使ったりできたのでそこがポイントだと思います。

――ここまでは少し苦しい試合が多かったですが、今日はやり切ったようなところもありますか?

今までと全然違ったゲーム展開をすることができました。あの東京GB戦とか苦しんだ試合から学んで、今日こういうプレーができて嬉しいし、明日も今日のようなプレーができるように頑張りたいと思います。

――明日の試合へ向けて意気込みをお願いします。

明日の試合もすごく楽しみで、今日と同じようにチャレンジの気持ちを忘れずに、今日のようなゲーム展開で勝てたらいいと思います。

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